シミやそばかすの予防法と消す方法

そもそもシミやそばかすを予防できるのでしょうか?

 

また、できてしまったシミやソバカスを消すことは可能なのでしょうか?

 

結論から言います。

 

安心してください。
予防法と消す方法を知ることでシミを予防したり、薄くしていくことは可能です。

 

ここでは、その方法をご紹介します。

 

実は、シミやそばかすは、数年間肌の奥に潜んでいて、ひとつ肌表面に現われると、少しずつその数を増やしてしまいます。
そこで大切なのが、シミの数が少ないうちに対策をとり、予防を始めることです。

 

それでは、まいりましょう。

このページの目次

1.シミ・そばかすの種類
2.シミ・そばかすの原因
3.各年代別のできやすいシミ
4.シミ・そばかすの対策法
4-1 徹底的に紫外線から逃げる
4-2 美容外科でフォトフェイシャルを受ける
4-3 美容外科でシミレーザーを受ける
4-4 ハイドロキノンが入った化粧品を使う
5.シミ・そばかすの予防法
6.まとめ

1.シミ・そばかすの種類

シミもそばかすも、皮膚の表面上に褐色の点々が浮かび上がります。

 

一般的には、「シミ・そばかす」とひとまとめにして言ってしまうため、自分の顔にできたものがシミなのかそばかすなのかの違いはわかりにくくなってしまいます。
シミにはいくつかの種類があり、そばかすとは違うようなので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

シミ・老人性色素斑

ほとんどの方にできるシミは、老人性色素斑になります。

 

老人性という字がつくのでとても感じが悪いのですが、年齢には関係なく、紫外線を浴びた量に応じてできてしまうシミになります。

シミ・肝斑(かんぱん)

肝斑と呼ばれているシミは、ほほ骨に沿って左右対称に現われてきます。

 

大きくポンとできるのではなく、何となくぼんやりとした褐色のかたまりになります。

 

肝斑は30代から40代の方に多く発症しますが、それ以上の年齢になると発症率が下がり、すでに肝斑ができている方でも、50代以上になると色が薄くなり、消えていくこともあります。

シミ・炎症後色素沈着・炎症性色素沈着

ニキビや虫刺されなど、何らかの原因で皮膚が炎症を起こすと、治った後に茶色いシミができてきます。

 

これは、炎症性色素沈着と呼ばれています。
やけどや湿疹、あせも、かぶれが原因で発生することもあります。

シミ・脂漏性角化症(老人性ゆうぜい)

脂漏性角化症は、歳をとると皮膚に現われる現象です。

 

シミというよりも、黒っぽいポツポツが皮膚の表面に現われてきます。

 

正確に言うと、シミではなく良性の腫瘍になりますが、良性なので放っておいても心配はありません。

シミ・花弁状色素班

花弁状色素班とは、文字通り、5ミリから1センチ程度の花びらのようなシミができる症状です。

 

強い紫外線を浴びることによってできてしまいますが、紫外線を浴びた直後に現われることはなく、数か月から数年経ってから出てくることがあります。

 

花弁状色素班は顔ではなく、背中を中心に上半身に散らばって出てきます。
20代から30代の方に多く現われる症状です。

そばかす

そばかすはシミの一種になります。

 

しみの中で分類されている雀卵斑(じゃくらんはん)と呼ばれるものが、そばかすになります。

 

そばかすは、遺伝性のものがほとんどになります。

 

ひとつひとつの点々の大きさはシミよりも小さく、ほほに多く出ることが特徴になります。

 

そばかすは、両親からそばかすになりやすい体質として受け継ぐことになります。
そのため、最後までそばかすができない方もいれば、思春期の間にだけできる方もいます。

 

一方、大人になってからできるそばかすや、大人になっても消えないそばかすは、日光に肌がさらされる時間が多いために起こってしまう症状のようです。

 

2.シミ・そばかすの原因

老人性色素斑

老人性色素斑は、シミの中で一番一般的なものになります。

 

今まで浴び続けてきた紫外線の積み重ねと、加齢が原因になります。
30代になると現われることが多いのですが、日光を浴び続けると、20代でもシミが現われてしまいます。

 

シミは日光を浴びた直後には現われず、数か月や数年の積み重ねによって現われてきます。

 

日光に当たると、紫外線によって細胞が傷つけられることを恐れて、肌の奥ではメラニン細胞を活性化させます。
その時、メラニンが作られます。
紫外線を浴び続けたり年齢が上がってくると、代謝が落ちてメラニンが次々とできるようになり、肌の表面でシミとなってしまいます。

肝斑

肝斑は、女性ホルモンのバランスが崩れることにより現われやすくなります。

 

30代後半になると更年期の症状が始まり、ホルモンバランスが崩れてきます。
ホルモンのバランスが崩れると、肌の表面のケラチノサイトが刺激を受けます。

 

するとメラノサイトが活性化して、メラニン色素を多く作ってしまい、シミとなって肌表面に現われてきます。

炎症後色素沈着

虫に刺されたりニキビができると、肌が炎症を起こします。

 

肌に炎症が起きると、メラノサイトが刺激を受けてメラニン色素を作り出し、肌に残ってしまうと炎症後色素沈着を起こしてしまいます。
一度肌の炎症が治まり、赤みが引いてきたかと思うころ、シミが現われてきます。

 

炎症後色素沈着は、傷やかぶれややけどなどによってもできてしまいます。

 

日本人などの黄色人種はメラニンが多いので、炎症後色素沈着が目立ちやすくなります。

 

また、ムダ毛処理を毛抜きやカミソリで続けると、毛穴の周りにいつも刺激を与えることになります。
刺激を受け続けている毛穴では、周辺で炎症ができ、それが黒い跡となり炎症後色素沈着となってしまいます。

 

炎症後色素沈着は、時がたてば自然に消えていきますが、消えるまでにかなりの期間がかかることもあります。

 

また、炎症後弱った肌の状態で日光に当たると、色素沈着が強くなってしまうことがあります。

脂漏性角化症

脂漏性角化症は、老化によってできてしまいます。

 

顔や首や背中に多くできるので、目立つ場所にできて悩む方もいるようです。

 

脂漏性角化症は、加齢に伴いできやすくなりますが、中には20代でもできてしまう方がいます。

 

初めは数個であっても、次第に数が増えていきます。

 

加齢以外にも、体質でできやすい方もいるので、若いうちにできてしまったとしても歳を取ったと思ってがっかりする必要はありません。

花弁状色素班

プールや海や運動会などで、皮膚が真っ赤くなるほど焼いてしまうと、肌はやけど状態になり、炎症を起こしてしまいます。

 

すると、肌の組織がターンオーバーをすることができなくなり、メラニン色素がたまって、花弁状色素班となってしまいます。

 

花弁状色素班は一時的なものなので、そのままにしておけば次第に消えていきます。

そばかす

そばかすはほとんどが遺伝で現われ、色白の方にできやすいと言われています。

 

日に当たりやすい上半身にできやすくなるので、背中や胸元などにもできてしまいます。

 

3.各年代別のできやすいシミ

シミの種類はいくつかありますが、年齢によってできやすいシミもあります。

20代にできやすいシミ

20代で一番多いシミの種類は、老人性色素斑になります。

 

老人性という言葉のイメージが悪いので、ショックを受ける方もいると思いますが、若い世代であっても、日焼けをした時に赤くなってその赤みがすぐに引いて、黒くならない方にできやすい症状です。

 

また、色白できれいな肌だねと言われる方のほうが、シミになりやすくなります。

 

20代は肌の回復力があるので、シミになってしまったらコンシーラーで隠すよりも、改善させていく方向で考えていくとよいでしょう。

30代にできやすいシミ

シミは、30代くらいから急激に増えてきます。

 

10代や20代の頃に紫外線対策をおろそかにすると、肌の奥で待機していたメラニン色素がいっせいに肌表面に出てきます。

 

また、30代にもなると、責任ある仕事や子育てなどで忙しくなるため、ストレスが急激に増え、ホルモンバランスが崩れることによってシミができやすくなることもあります。

 

また、シミだけではなく、ストレスによる自律神経の乱れによって男性ホルモンの分泌が多くなり、皮脂が増加して脂っぽい肌になり、ニキビができやすくなってしまいます。
すると、ニキビが改善された跡にシミができてしまうこともあります。

 

30代になったら無理をせずに、できるだけ生活習慣を乱さないように心がけるとよいでしょう。

40代にできやすいシミ

40代になると、シミの種類が増えてきます。

 

一般的な老人性色素斑だけではなく、肝斑も現われてきます。
肝斑は、お化粧品で改善されるというよりも、女性ホルモンの分泌を正常にすることによって改善されていきます。

 

女性ホルモンの中でも、プロゲステロンのバランスが崩れると、肝斑になりやすくなります。

50代にできやすいシミ

50代になると、あらゆる種類のシミが発生してきます。

 

肌のターンオーバーに、若い頃の2倍以上の日数がかかってしまうため、肌の再生が難しくなり、でき過ぎたメラニン色素がどんどん肌の表面に出てきてしまいます。

 

50代になると、シミだけではなく、しわやたるみなどでも悩むようになりますが、美しく年齢を重ねるという意味で、余り神経質にならず、お肌のトラブルに悩むよりも、明るく楽しく毎日を過ごしたほうが、よい表情になり若々しい感じになります。

 

4.シミ・そばかすの対策法

4-1 徹底的に紫外線から逃げる

シミやそばかすだけでなく、しわやくすみやたるみの犯人は、ほとんどが紫外線です。

 

紫外線は、防いでいるようでも、ちょっとしたすき間から入り込んだり、アスファルトからの反射によってかなり皮膚にダメージを与えています。

 

家にいても、紫外線は入り込んでくるので、防ぎようがないと言えばそれまでですが、余り神経質にならず、できる範囲の中で紫外線対策をしていきましょう。

 

電車やバスに乗る時には、日が当たらない方向に座り、帽子やカーテンや日よけで強い日差しを防ぎましょう。

 

変な人だと思われてもかまわないので、春先や秋になっても日傘をさすとよいでしょう。
傘をさしていると美人度が2割上がるともいわれているので、日差しが弱い時には、日よけというよりもファッションの一部と考えて、すてきな日傘を使うとよいでしょう。

 

夏になると太陽の高度が高くなり、日陰が少なくなります。
真夏に道を歩く時には、できるだけ日陰を探しながら歩くようにしましょう。
高い建物や高い木を探しながら歩くと、かなり日よけの効果が上がります。

 

また、ゴミ出しや洗濯物を外に干す時間や、ご近所さんと外でおしゃべりする時間も気をつけましょう。
シミは紫外線の積み重ねになるので、ほんの少しの時間であっても、それが何年も続けばシミの原因になってしまいます。

 

とにかく、紫外線対策は、自分ができる範囲でできるだけのことをやっておきましょう。

4-2 美容外科でフォトフェイシャルを受ける

できてしまったシミの対策としては、美容外科でフォトフェイシャルを受けるという方法があります。

 

フォトフェイシャルは、何色もの光を寄せ集めた、幅のある波長の光を肌に対して当てていきます。
光の集合なので、肌へのダメージはありません。

 

フォトフェイシャルの光が皮膚に当たると、光のエネルギーが熱に変わり、メラニンや水分などに反応して、シミやそばかすのように濃い部分には強く反応をしていきます。

 

シミができた部分に光を当てると、数日後にかさぶたとなって、シミがポロポロとはがれていきます。

 

フォトフェイシャルは1回で終了するものではなく、1か月おきに4〜6回行なうと、シミがどんどん薄くなっていきます。

 

また、光を顔全体に当てるので、色白の効果もバツグンです。

 

美容外科のフォトフェイシャルは出力が強いので、シミに対して効果がありますが、エステサロンの赤い光や青い光などは弱い光なので、余り効果を期待することはできません。

4-3 美容外科でシミレーザーを受ける

顔中に細かいシミがいくつかできているのではなく、比較的大きめのシミがポンポンといくつかできている時には、フォトフェイシャルではなく、レーザーで消すことができます

 

ただし、肝斑にレーザーを当てると濃くなることがあるので、美容外科で相談をしましょう。

 

レーザーは、シミができている部分だけに当てていきます。
フォトフェイシャルよりも出力が強いので、1回から2回でシミを完全に取ることができます。

 

ただし、レーザーによるシミ取りには、ダウンタイムが発生してしまいます。
レーザーによってシミを取ると、その跡が炎症後色素沈着となりやすくなるため、専用のテープを2週間くらい張り続けなければなりません。

4-4 ハイドロキノンが入った化粧品を使う

自分でシミを何とかしたいと思っている方は、ハイドロキノンが配合されたクリームを使うとよいようです。

 

ハイドロキノンはお肌の漂白剤で、かなり作用が強いので、シミの部分にだけ注意深く塗るようにしましょう。

 

ハイドロキノンを3か月くらい続けると、シミが目立たなくなってきます。
ただし、紫外線に当たらないように夜だけ使用すると、効果が現われるのに少し時間がかかります。

 

また、ハイドロキノンはすぐに酸化してしまうので、冷蔵庫で保管するようにしましょう。
市販のクリームでは滅多に起こりませんが、クリームが酸化して茶色くなってしまうと、効果は全くなくなります。

 

5.シミ・そばかすの予防法

紫外線

シミを予防するには、何といっても紫外線対策が重要になります。

 

シミの原因となる紫外線はUVA(紫外線A波)なので、 PA の+の数が多い日焼け止めクリームを選ぶとよいでしょう。
紫外線 B 波は秋になると弱くなってきますが、紫外線にA波は1年中同じくらいの強さなので、紫外線対策は一年中行ないましょう。

 

冬になると日の光が恋しくなり、できるだけ日の当たっているところを歩きたくなったり、ひなたぼっこをしたくなりますが、そこはがまんをして、夏と同じように日陰を選んで歩くようにしましょう。

ビタミン C

ビタミン C は、肌にとっては困ったときの救世主になります。

 

太陽に当たりすぎたり、ストレスがたまり気味のときには、1日に1000ミリグラム程度のビタミン C を摂取するとよいでしょう。

 

ビタミン C の毎日の必要摂取量は100ミリグラムなので、1000ミリグラムを食事で摂取するのはとても無理なことです。

 

そこで、ビタミン C のサプリメントを常に持っていて、疲れたときや風邪気味の時などに飲むとよいでしょう。

 

6.まとめ

女性の理想は、卵のように真っ白くつるりとして、一点の曇りもない肌を持つことです。

 

しかし、どんなにがんばっても、紫外線や加齢によりシミやシワができてしまいます。

 

顔にシミができると老けた感じがしてしまうので、できるだけ早く何とかしたいものですが、時間をかけて出来上がったシミは短期間で消えることはありません。

 

それでもあきらめず、コンシーラーで隠しながらできたシミを薄くして、新たなシミを防ぐ対策を行なって、歳をとっても卵のような肌でいられるようにこころがけましょう。