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脂性肌(オイリースキン)は肌乾燥と関係あり!脂除去より保湿が大事

もくじ

1.皮脂の役割ってなんでしょう?ただの邪魔者?
2.どの程度脂っぽいと脂性肌っていう定義はあるのかしら?
3.脂性肌って体質?脂っぽくなる原因と解消法はあるのかしら?
4.皮脂が多く分泌される場所ってどこだと思いますか?
5.乾燥肌なのに脂っぽいのはなぜかしら?
6.生活改善をすれば皮脂肌も改善できるの?
7.まとめ

 

1.皮脂の役割ってなんでしょう?ただの邪魔者?

「顔がつやつやしているならいいけれど、私の顔はテカテカしているから恥ずかしい」

 

つやつやとテカテカは、だいぶイメージが異なります。

 

つやつやした肌はキメが細かく健康そうなイメージですが、テカテカした肌は、脂っぽくて清潔な感じがしません。

 

お肌にとって保湿が大切であることは、よくご存知だと思います。
他に何もしなくても、保湿さえしていれば一応お肌のトラブルを避けることができます。

 

顔の上にのっている脂(皮脂)は嫌われものですが、実はとても重要な役割をしています。

 

皮脂は、皮膚の内側の水分が蒸発するのを防いでくれるので、肌がうるおいを保つことができます。

 

また、皮脂のおかげで肌は弱酸性になり、雑菌が繁殖しにくくなります。

 

そして、皮脂のおかげで皮膚の乾燥を防ぐことができるので、角質層がはがれ過ぎるのを防いでくれます。

 

顔の脂は、皮脂腺から分泌される皮脂と、皮脂と汗から作られる皮脂膜があります。

 

皮脂膜は肌の保湿のためにがんばってくれていて、細胞間脂質、天然保湿因子と皮脂膜は保湿の三大因子と呼ばれています。

 

皆さんが嫌っている顔の皮脂は、このように重要な役割を果たしていることになります。

 

2.どの程度脂っぽいと脂性肌っていう定義はあるのかしら?

顔の脂っぽさ(脂性肌やオイリー肌)は、このくらい顔がテカっていると脂性肌と定義されるという数値はありません。

 

一般的には、お化粧をした後、1時間以内に鼻の頭がテカテカしてくるとか、毛穴が目立っていて黒ずみになっている、ニキビができやすく治りにくい、肌のキメが整っていなくていつも汚れたように見えるというような状態で悩んでいる方は、脂性肌の可能性が高くなります。

 

脂性肌になると、ファンデーションが開いた毛穴に詰まったり、パウダーをのせても粉っぽい感じがすぐになくなってしまい、顔全体がぺったりとして肌が汚く感じてしまいます。

 

3.脂性肌って体質?脂っぽくなる原因と解消法はあるのかしら?

皮脂肌というのは遺伝や体質ではないようです。

 

その時の体の状態によって皮脂の分泌量が変わってきて、乾燥肌になったり脂性肌になってしまいます。

 

そのため、今顔が脂っぽい方であっても、数年先は乾燥肌になっている可能性もあります。

 

それでは、顔が脂性肌になってしまう原因について考えてみましょう。

脂っこいものが大好き

鶏のから揚げやトンカツなど、脂っこいものを食べ過ぎてはいませんか。

 

コンビニに立ち寄ると、レジの横のケースにあつあつのから揚げやコロッケが並んでいて、ついつい1〜2個買ってしまいます。

 

また、お菓子を買うときも、どちらかと言うと油で揚げたポテトチップスやドーナツに手が伸びてはいませんでしょうか。

 

脂っこいものを食べれば食べるほど、皮脂は過剰分泌されてしまいます。

 

また、揚げ物でなくても、動物性のたんぱく質は脂っこい食べ物になります。

 

そこで、毎日お肉を食べるのではなく、お肉と魚と大豆製品を交互に食べるだけで、体の中の脂質を抑えることができます。

 

そして、意外なことに、ご飯やパンやめん類などの炭水化物の摂り過ぎも、皮脂と関係してきます。

 

炭水化物はブドウ糖となり、食べ過ぎて体の中で使い切れなかった分は、脂肪となってたまってしまいます。

 

このように見てみると、食べ過ぎてはいけないものは、ダイエットにも関係してくるものばかりです。

 

確かに、過剰なダイエットをしていたら皮膚がパサパサになってしまった、という話を聞いたことがあります。

 

食べ物によって皮脂の過剰な分泌を抑えることができるので、食生活には十分気をつけましょう。

顔の洗いすぎ

脂っこいものをたくさん食べて顔がテカってくると、ついつい洗顔料をたっぷり使って、ゴシゴシと洗ってしまいます。

 

ところが、この洗いすぎることによって、必要な皮脂までをも洗い流してしまうことになります。

 

肌表面の皮脂が減り過ぎると、肌は「しまった!」と思い、せっせと皮脂を分泌してしまいます。
朝、しっかりと洗顔をしてお化粧しても、すぐに鼻の頭が脂っぽくなってしまうのは、顔を洗い過ぎるためなのです。

 

脂っぽいものを食べ過ぎた時は、朝洗顔剤を使わずぬるま湯だけで顔を洗い、タオルを顔に押し付けて水分を吸い取り、そのあとで顔に残っている皮脂をティッシュなどで吸い取ってあげましょう。

 

皮脂を洗い流すのではなく吸い取ることによって、取り過ぎを防ぐことができて、皮脂の過剰分泌の連鎖を防ぐことができます。

ホルモンのバランスが崩れる

ストレスや生活習慣の乱れによってホルモンのバランスが乱れてしまうと、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

 

ストレスや生活習慣が乱れ、夜昼の区別がない生活を送ると、交感神経が活発になってしまいます。

 

交感神経が活発になり過ぎると、女性ホルモンのプロゲステロンが多く分泌されて、過剰な皮脂を作り出してしまいます。

 

交感神経はもともと昼間優位になり、夜になると副交感神経が優位になってきます。
生活が乱れると、帰宅が遅くなったり夜遅くまでテレビやスマホに夢中になって寝る時間が遅くなるので、いつまでたっても交感神経が優位になってしまいます。

 

夜は副交感神経を優位にするために、家に帰ったらできるだけのんびりとして、テレビやスマホは寝る1時間前には終了するとよいでしょう。

 

4.皮脂が多く分泌される場所ってどこだと思いますか?

皮脂は皮脂線から出てきますが、皮脂腺は全身のすべての毛穴についています。

 

ところが、皮脂は上半身のほうが多く分泌するようになっています。

 

たとえば、頭や顔は脂っぽい感じがすることがあります。
それから、背中にニキビができることがあり、胸の間も皮脂を感じることがあります。

 

ところが、腰から下はどちらかというと乾燥していると思いませんか。
特にヒップやひざ下のすねの部分は、乾燥して粉がふいたり、足のかかとはささくれができやすくなります。

 

上半身でも、頭と顔は皮脂が多く分泌される場所です。
特に顔は、おでこと鼻の T ゾーンから多く分泌されます。

 

5.乾燥肌なのに脂っぽいのはなぜかしら?

顔は全体的に乾燥しているのに、何となく脂っぽいと感じることはないでしょうか。

 

特に冬の間、肌が突っ張るほど乾燥しているのに、おでこや鼻の頭だけはテカテカとしていることがあります。

 

顔の中で乾燥している部分と脂っぽい部分がある方は、混合肌か脂性乾燥肌(インナードライ肌)のどちらかであると思われます。

 

脂性乾燥肌は、保湿成分である細胞間脂質、天然保湿因子、皮脂膜のうち、皮脂膜だけが多い状態になります。

 

肌が余りにも乾燥して、肌内部の水分が不足すると、乾燥した原因を皮脂不足だと思った肌から、無理やり必要以上の皮脂が分泌されてしまいます。
そのため、乾燥しているところと脂っぽいところができてしまいます。

 

皮脂の取りすぎが新たな皮脂を呼ぶので、脂性肌の方は、皮脂を取り除くことよりも肌の保湿を心がけたほうがよいでしょう。

 

肌の場所によって、乾燥した場所と脂っぽいところがある肌を、混合肌と呼びます。

 

おでこや鼻は脂っぽくても、ほほや口の周りは乾燥している方は、混合肌の可能性があります。

 

混合肌は、インナードライ肌とは顔の洗いかたが違いますが、この2つは区別がつきにくいので、自分の顔がどちらのタイプなのかを見極めておくとよいでしょう。

 

洗顔後、顔に何もつけないままでおくと、間もなく皮脂が浮き出てくることがあります。
このような方はオイリー肌です。

 

洗顔後顔が突っ張り、次第にじわじわと皮脂が浮き出てきたら、インナードライ肌になります。

 

インナードライ肌の場合、洗顔をし過ぎるとさらにインナードライになってしまいます。

 

洗顔料は少なめで、顔全体をできるだけ短時間で洗いましょう。

 

混合肌の方は、脂っぽい部分と乾燥している部分の洗い方を変えましょう。

 

しっかり泡立てた洗顔料を、まず油っぽい部分に乗せてくるくると洗って、その残りの泡で簡単に乾燥した肌をなでれば十分です。

 

インナードライの方も混合肌の方も、軽く顔を洗った後は、すぐに化粧水と乳液をつけて保湿にこころがけましょう。

 

基礎化粧品は、乾燥肌用のものを使いましょう。

 

顔につける時には、コットンを使うと肌と摩擦を起こすので、手にとって体温と同じくらいに温めてから肌につけるとすっとなじんでいきます。

 

6.生活改善をすれば皮脂肌も改善できるの?

先ほどの脂性肌になる原因と解消法のところでも触れましたが、脂性肌は体質ではないので、お化粧方法に気をつけて生活環境が整えば改善されていきます。

 

脂性肌にとって最も大切なことは、余分な脂分だけを取り除き、十分に保湿をすることです。

 

洗顔は、メイクの取り残しや余分な皮脂や汗、ホコリや肌についた化学物質を落とすだけでよいので、洗顔料は必要以上に使わずに、皮膚の表面でそっとつつみ込むように手を転がせば十分です。

 

日常使う基礎化粧品は、しっかりと保湿をしてくれるさっぱりタイプのものを選びましょう。

 

また、日焼け止めクリームは、外に出かけることがなくても使うようにこころがけましょう。
できれば、夏だけではなく一年中使うとよいでしょう。

 

皮脂が多い部分は日焼け止めクリームが落ちやすいので、鼻の頭や額は2〜3時間おきぐらいに塗り直しをしましょう。

 

顔が脂っぽいからといって、何度も洗顔をするのはおすすめしません。
お化粧直しをする前や日焼け止めクリームを塗る前には、ティッシュや油とり紙を使うと余分な皮脂だけを取り除くことができます。

 

何度も言うようですが、脂性肌は体質ではないので、生活習慣に気を配れば改善することができます。

食生活

コンビニのお弁当には、必ずといっていいほど揚げ物が入っています。

 

そこで、お弁当と一緒にお豆腐や納豆やゆで卵を買って、揚げ物を外してこれらを食べるようにしましょう。
たんぱく質が多い食品は筋肉を作る元となるので、基礎代謝があがりダイエットの効果も期待することができます。

 

ビタミン B やビタミン C はお肌にとってよい成分ですが、日常の食事で野菜不足になると、ビタミン類が不足してしまいます。
ビタミンに気をつけて食事をするのがむずかしい方は、サプリメントを効果的に利用しましょう。

乾燥を防ぐ

皮膚が乾燥すると余分な皮脂が分泌されてしまうので、お化粧品だけではなく、室内も乾燥しないように注意しましょう。

 

夏場で湿度が高い状態でも、顔を中心に扇風機を当てると顔の部分だけが乾燥してしまいます。
扇風機は、できるだけ背中側から風が当たるように使うようにしましょう。
また、エアコンの風も直接肌に当たらないように気をつけましょう。

睡眠

寝る時間が遅くなったり睡眠不足になると、交感神経が優位になってしまい、皮脂量の分泌が過剰になってしまいます。

 

夜やることがなければ早めに寝て、朝早く起きる習慣をつけましょう。

ストレスを解消する

ストレスがたまることも、交感神経が優位になる原因になります。
仕事が忙しすぎたり人間関係が上手に行かないときは、できるだけストレスを発散できる工夫をしましょう。

 

ストレスがたまっている上に肌の状態も悪いと、さらにストレスがたまります。

 

普段からストレス解消法をいくつか作って置くとよいでしょう。

 

7.まとめ

脂性肌とは、肌乾燥から起こることが多いようです。

 

脂性肌に限らず、お肌にトラブルが起きている時には、まず第一に保湿に心がけることが大切なようです。

 

お肌にとっては水分がとても大切なのですが、生活環境や加齢によって、肌の水分量はどんどん少なくなってしまいます。

 

そこで、外側からヒアルロン酸などで保湿にこころがけて、内側からはビタミンやコラーゲン生成なども心がけると脂性肌が改善され、さらにシワやくすみのない美しい肌を保ち続けることができるでしょう。