乾燥肌対策はどうすればいいの?粉がふいた肌は恥ずかしくて困ります

このページの目次

1.乾燥肌とはどういう状態のことをいうのでしょう
2.肌の乾燥の原因と対策方法
2-1 普通の乾燥肌の原因と対策方法
2-2 脂性乾燥肌の原因と対策方法
2-3 加齢による乾燥肌の原因と対策方法
3.乾燥肌の予防に心がけましょう
3-1 保湿にとって重要な化粧品を使いましょう
3-2 食生活を見直しましょう
3-3 生活習慣を見直しましょう
4.まとめ

 

1.乾燥肌とはどういう状態のことをいうのでしょう

乾燥肌は、鏡で見てもさわってみても、カサカサとしているのが特徴です。

 

普通の肌は細胞の大きさがだいたい同じで、きちんと並んですき間がありませんが、乾燥肌になると細胞の形がそれぞれ違って、あちこちにすき間ができてしまいます。

 

肌の表面にすき間ができると、外からの異物が入りやすくなってしまいます。
異物は肌の奥にまでしみ込んでしまうため、表面に保湿クリームを塗ってもなかなか治ることができなくなります。

 

肌表面のすき間からの刺激を受けると、肌の真皮の深い部分で、修復のための新しい細胞を超スピードで作り始めます。
すると、正常なターンオーバーよりも早く細胞が生まれ変わってしまい、作りが雑になり、形や大きさが不揃いで、もっとすき間だらけの皮膚が出来上がってしまいます。

 

そのため、一度肌が乾燥するとなかなか治らなくなってしまいます。

 

2.肌の乾燥の原因と対策方法

肌が乾燥する原因は、いくつかあります。

 

乾燥肌のタイプと対処法をみていきましょう。

 

2-1 普通の乾燥肌の原因と対策方法
季節性の乾燥

夏はそうでもないけれど、冬になると肌がカサカサになるという方は、季節性の乾燥肌でしょう。

 

冬になると気温が下がるので、空気中に含まれる水分が減り湿度も下がってきます。
湿度が下がると皮膚表面の水分が蒸発して、乾燥肌となってしまいます。

 

また、顔はどんなに寒くても外に出ているので、体よりも乾燥しやすくなってしまいます。

 

その上、寒さで体が縮こまり血行が悪くなると、皮脂が減っていきます。
皮脂は皮膚にとっては大切な保湿因子となるので、減ってしまうとどうしても乾燥肌になってしまいます。

 

冬の間乾燥肌にさせないためには、基礎化粧品をさっぱりタイプからしっとりタイプに変えましょう。
化粧水や乳液で保湿をしたらクリームでふたをして、水分が逃げていかないようにしましょう。

 

季節性の乾燥肌であれば、家にいる時に、できるだけ湿度を保つことができる環境を作りましょう。

 

エアコンを使う方は、必ず加湿器を利用しましょう。
ただでさえ湿度が低い部屋でエアコンを使うと、さらに湿度が下がってしまいます。

 

湿度が低いと、風邪やインフルエンザにもかかりやすくなってしまいます。

 

机の上に置くことができる、小さな加湿器では物足りないと思います。

 

部屋全体が加湿できるサイズの加湿器を使いましょう。

 

エアコンよりもストーブを使うと、部屋の中がほどよく加湿されます。
エアコンは部屋の湿気を屋外に出してしまいますが、石油やガスのファンヒーターやストーブは、燃焼する時に水分を出すので、長時間使っていると部屋の湿度が多少上がります。

 

むかしのタイプのストーブであれば、ストーブの上にやかんを乗せておくと、さらに加湿ができるでしょう。

 

部屋の乾燥を防ぐには、洗濯物と一緒に暮らすと、かなり部屋の中がうるおってきます。

 

脱水をほどほどにして、少し湿ったくらいの洗濯物をぶら下げておくと、加湿器の代わりになります。

 

しかし、乾いてしまうと効果がなくなるので、加湿器の補助程度に考えるとよいでしょう。

 

季節性の乾燥肌の方は、とにかく肌の周りの空気が乾燥していなければ改善できます。

 

会社などでエアコンを1日中使っている時には、ときどき乾燥している部分のお化粧を落として、化粧水と乳液をつけ直すとよいでしょう。

 

水分が足りないからといって、お水を肌につけてそのままにしておくとかえって乾燥してしまうので、肌に水がついたらすぐにふき取りましょう。

 

スキンケアによる乾燥

スキンケアによる乾燥で代表的なものは、間違った洗顔方法です。

 

お風呂に入るときについでに洗顔をする方は、お風呂と同じ温度のお湯で顔を洗うと思います。
この時お湯の温度が高すぎると、皮脂を洗い落としてしまいます。
皮脂は肌の水分のバリアとなっているため、落としすぎてしまうと乾燥肌になってしまいます。

 

顔を洗う時には、ぬるま湯程度の温度のお湯で、時間をかけずにさっと洗って、その場ですぐにタオルで拭きましょう。
タオルを使う時にはゴシゴシしないで、タオルを顔に押し当てて水分を吸収させましょう。

 

そして、お風呂から上がったらすぐにお化粧水をつけましょう。

 

基礎化粧品は夏と冬で取りかえて、冬にはしっとりしたものを使うようにしましょう。

 

生活習慣の乱れによる乾燥

生活習慣が乱れる、つまり食事や寝る時間が変則的になると、お肌の環境も乱れて、肌荒れや肌乾燥を起こしてしまいます。

 

食事が変則的になると、1日3回きちんと食べなかったり時間がずれたり、食事の内容がお粗末になってしまいます。

 

また、就寝時間が毎日違ったり、寝る直前までテレビやスマホを見ていることが多いのではないでしょうか。

 

このように、食事や睡眠が乱れてくると、自律神経も乱れてしまいます。

 

自律神経は、交感神経と副交感神経によって成り立っていますが、交感神経は昼は優位になり、副交感神経は夜優位になります。

 

ところが、生活のリズムが狂うと、夜でも交感神経が優位となってなかなか寝付けなくなったりします。
それと反対に、日中眠くなってぼーっとするときは、副交感神経が優位になっている状態です。

 

自律神経が乱れると、肌の状態が悪くなるだけではなく、太りやすい体にもなってしまいます。

 

また、食生活が乱れることによって、栄養に偏りができてしまいます。

 

食べる時間がないときにはクッキーなどで終わりにしてしまうこともあるでしょうが、甘いものは肌にとっては大敵になります。

 

糖分の摂りすぎは、ダイエットだけではなく、肌にとっても、ありがたくないことになります。

 

肌の乾燥は、ひどくなると皮膚の奥深くにまで影響をおよぼしてしまうので、そうなる前に栄養を十分摂って、しっかり寝ることで肌の状態をよくしておきましょう。

 

その上で乾燥対策用の化粧品を使うと、十分な効果を発揮してくれます。

 

2-2 脂性乾燥肌の原因と対策方法

顔が脂っぽいのに乾燥しているというお肌があります。

 

これは、混合肌と言って、主に鼻と額の部分がテカテカとして、その他の部分は肌が突っ張るほど乾燥している状態です。

 

この、肌の乾燥と脂っぽさが混在していることを脂性乾燥肌と言い、このような方は最近増加しています。

 

脂性乾燥肌の原因も、生活習慣の変化による自律神経の乱れや、ホルモンバランスの乱れによるものが中心となっています。

 

自律神経が乱れると、男性ホルモンが多くなることがあります。
男性ホルモンは、皮脂腺を刺激してしまいます。
すると、額や鼻を中心に脂が浮き上がってしまいます。

 

しかし、脂性乾燥肌は一生続くものではなく、生活環境が整い栄養のバランスも整えば改善されてきます。

 

お弁当で定番の脂っこいから揚げやコロッケなどは控えて、炭水化物(主食)やお菓子の食べ過ぎに気をつけるだけでも、お肌が改善されていきます。

 

また、脂性乾燥肌の方は、洗顔方法にも注意をしましょう。

 

額や鼻の頭を長い時間ゴシゴシこすっても、逆効果になってしまいます。

 

しっかり泡立てた洗顔剤で軽く額と鼻をなでたら、余った泡で乾燥している部分をひとなですれば十分です。
そして、少し面倒でも乾燥している部分と脂っぽい部分の基礎化粧品を分けて使えば、乾燥と脂っぽさの両方を同時に改善していくことができます。

 

生活習慣のクセによる自律神経の乱れにも気をつけましょう。

 

2-3 加齢による乾燥肌の原因と対策方法

加齢に伴い、体の機能が低下していきます。

 

年齢と共に肌が衰え、汗の出が悪くなったり皮脂の分泌能力も低下します。

 

肌は、保湿のために「皮脂膜」「天然保湿因子」「角質細胞間脂質」の3つががんばってくれています。
年齢を重ねるとこれらの働きが弱くなってしまうため、肌乾燥を起こしてしまいます。

 

年齢を重ねることによって肌が乾燥していくのは仕方がないことですが、少しでも乾燥に抵抗するために、いくつかの努力をしてみましょう。

 

エイジングケア用の化粧品は、高価なものが多くなります。
しかし、それほど高価な物を使わなくても、ちょっとした工夫で肌乾燥を抑えることができます。

 

まずは、部屋が乾燥しないように注意しましょう。

 

冬になるとお腹の周りが痒くなることがありますが、これはお腹周りの肌の乾燥によるものです。

 

肌が痒くなってきたら乾燥している証拠なので、尿素が20%含まれているクリームを使いましょう。

 

また、お風呂も熱い温度で入ると、せっかくの皮脂が流されてしまいます。
冬でも、できるだけぬるめのお風呂に入るようにしましょう。

 

また、体を洗う時にはボディタオルでゴシゴシ洗わないで、固形石けんを手で泡立てて体に塗るだけでも汚れを落とすことはできます。

 

最近、牛乳石けんがブームになっているようですが、赤い箱に入っている石けんはスクワランオイルが配合されているので、しっとりとした洗い上がりになります。

 

また、ネットで液体のヒアルロン酸が販売されています。
これを今使っている化粧水に混ぜると、とろっとして保水効果が上がります。
液体のヒアルロン酸は、シャンプーやリンスに混ぜることもできます。

 

粉末のヒアルロン酸もありますが、溶けるのに数時間かかるので、液体のものを購入した方が使いやすいでしょう。

 

3.乾燥肌の予防に心がけましょう

乾燥肌は生まれつきのものではないので、使う化粧品に気をつけて、生活習慣や食生活をかえると改善されていきます。

 

3-1 保湿にとって重要な化粧品を使いましょう

保湿にとって重要な成分は、コラーゲンとヒアルロン酸とセラミドです。

 

ヒアルロン酸とセラミドは、ネットで原液を購入することができます。

 

原液を化粧水に加えれば、市販されているものよりも高濃度の化粧水になるので、高級な基礎化粧品を買う必要がなくなります。

 

コラーゲンは、飲むタイプのものは効果がないといううわさがあります。

 

実際のところ、それがうわさなのか本当のことなのかはわかりませんが、お肌にとってはコラーゲンは重要なので、サプリメントや化粧品で補うとよいでしょう。

 

また、コラーゲンライトを使ってピンクの光を浴びることで、体の内側からコラーゲンを生成しやすくする方法もあります。

 

3-2 食生活を見直しましょう

お肌にとっては、ビタミンやたんぱく質が重要になります。

 

良質のたんぱく質で整った細胞を作って、ビタミンによって肌の質をキープしましょう。
肌の乾燥を予防するには、ビタミン A を含む食品を多く摂るとよいでしょう。

 

ビタミン A を多く含む食品には、うなぎやレバー、卵などがあります。
ただし、うなぎやレバーはビタミン A が多すぎるので、たっぷり食べなくても少量で十分です。

 

また、汗をたくさんかくことができる体質にしておくと、ターンオーバーや老廃物の排出がしやすくなります。
汗をかきにくい体質の方は、辛いものや鍋料理などの熱いものを食べるとよいでしょう。

 

3-3 生活習慣を見直しましょう

生活習慣は、知らず知らずのうちにクセになってしまい、クセが重なっていくと生活習慣は乱れていきます。

 

たとえば、朝食を抜く回数が増えていくと、知らないうちに朝食を食べない習慣がついてしまいます。

 

昼食は面倒なので、仕事をやりながらパンをかじっていると、それが毎日の習慣になってしまいます。

 

また、夕食は必ずコンビニのお弁当で、レジの横にある揚げ物を見てしまうとどうしても買いたくなり、お弁当のついでにデザートと称してお菓子を買うと、それも毎日の習慣になります。

 

これらの食事の習慣を毎日続けていると、満腹感を感じることはできても、お肌だけではなく身体全体に次第に負担がかかってきます。

 

食生活を改善するには、夜寝る前や朝起きてから1日分のご飯を炊いて、面倒であればおかずだけをコンビニやスーパーに頼りましょう。
そして、レジ横やビールやお菓子には目を向けないで、おかずだけを買って帰ってきましょう。

 

卵はすべての栄養素が含まれている、優秀な食品です。
値段も安いので、まとめて6個ぐらい茹でて、毎朝食べて、お昼用にひとつ持っていくとよいでしょう。

 

休日の食事は、お鍋にするとたくさんの栄養を一度に摂ることができて、しかも汗をかくことができます。

 

お肉やお魚や野菜をたっぷり入れて煮るだけででき上がるので、調理時間もかからず、後片付けも簡単に終わります。

 

ただし、お鍋の最後に汁を使ってご飯やうどんを食べると、お肉の脂を一緒に食べてしまうことになるので、ご飯はお茶碗で食べるようにしましょう。

 

生活習慣も、少し改善した方がよいでしょう。

 

家に帰ってきたら寝るまでテレビがついているという習慣は、見直したほうがよさそうです。
テレビは消すけれどもスマホは見るというのも同じことです。

 

明るい画面を見過ぎると交感神経が優位になってしまうので、夜はできるだけ明るさを落として、できれば白っぽい光よりも黄色い光(電球の光の色)の中で寝る時間まで過ごすと、神経が落ち着きゆっくりと休むことができます。

 

読書や音楽を聴くなど、夜はテレビやスマホに頼らない方法を考えてみましょう。

 

4.まとめ

お肌のトラブルは、とても気になるものです。

 

一度乾燥肌になってしまうと、メイクで隠すことができなくなり、パサパサで不健康な肌のまま過ごさなければなりません。

 

まずは、乾燥肌にならないように食生活や生活習慣を改善して、乾燥肌になってしまったら、洗顔方法や化粧品によってはやめに改善させましょう。

 

そして、乾燥肌が改善されたら、正しい食生活や生活習慣を続けていくようにしましょう。